事業内容

大手自動車メーカーの一次サプライヤーとして、内装や外装、電装部品のプラスチック部品の製造販売を手がけています。(空調部品、ハンドル周り、スイッチ、メーター等のパネル周り、コンソール周り、ドアのステップ周り、トランク周り、シートカバー、アンダーパネルなど)製品設計から携わる案件も多く、金型手配、量産化に向けた工程計画、品質確保、耐熱・耐寒・耐光性などのスペック試験など、自社一貫体制の構築によりお客様の幅広いニーズにあわせたものづくりを行っています。
製品紹介

センターコンソールの後部座席側部分

空気呼気系部品

EV車のバッテリーパック近辺に使用される樹脂カバー部品

フォグランプの外周部分

ドアスイッチやハンドルスイッチ周り、ドアスピーカー周りの部品

リアシート側に装着されるエアコン吹き出し口部品
特長
スピーディーな対応力
自動車部品製造に特化した事業部体制となっており、部署間の連携や情報共有などスムーズな社内展開を実現しています。また決して大規模な会社ではないため、仕事を進めていく際の意思決定が早いのも自動車部品事業の特長のひとつ。お客様の要望にあわせたスピード感のある対応・ものづくりが可能です。
製品設計から対応可能
お客様からのコンセプトにもとづき製品設計から手がけることができます。金型製作やスペックテストも含めて一貫して対応可能なため、量産後の不具合や製品不良が発生しにくい生産ラインを構築することができます。設計と製造をまとめて対応できる体制は、お客様にとってのコストダウンにもつながります。
高い品質管理レベル
自動車メーカーからの一般的な基準として「流出不良3ppm以下」が示される中、当社では「1ppm以下」を実現しています。自社による製品設計や金型手配により、不良の出にくい金型を製作できること、さらに量産後の金型メンテナンスも自社で対応可能な体制を構築しているため、高いレベルでの品質維持が可能です。
設備
東洋化学では、空調部品やハンドル周り、スイッチ、パネル周りなど、幅広い自動車部品を手掛けています。その製造に欠かせない主要設備をご紹介します。

金型温度を100℃以上に設定する事が可能で、ウェルドラインの軽減や転写性の向上が期待できます。

金型温度が10℃以下に設定でき、樹脂を急速冷却する装置。急速冷却によって反りや変形を軽減し、安定した品質を担保します。

原料におけるペレット(主原料)とマスターバッチ(着色材)を自動で混合する装置です。
海外拠点


2013年にタイ工場を竣工。日系企業を主な取引先とし、当社初の海外拠点として自動車部品や工場・設備機械の自動化を支援するプラスチック製品を手がけています。長年にわたって蓄積した技術・ノウハウを活かしてグローバルに事業を展開しています。
